セミナー

人事制度/研修内製化/人材育成/講師育成を中心に、
グローセンパートナーが皆様にシェアしたい様々なテーマでセミナーを開催しています。

2024/11/14開催

【夜の楽校】成人発達理論の応用:経営者やマネジャーに必要な発達段階とその測定可能性を探る

日時:
2024/11/14(木) 20:00~最大21:30
会場:
オンラインセミナー(Web会議サービス「Zoom」を利用して実施します)

夜の楽校は、株式会社グローセンパートナーのメンバーが学んだこと・体験したことをシェアする場です。対話をしながら、お互いに学びあう場として開催しています。今回の夜の楽校は、長年お付き合いがあり、弊社のパーパス作成も支援いただいた安田健一さんをお招きして開催します。

これまでは発達測定についてはあまり触れてきませんでしたが、今回は日本での発達測定の可能性を探るテーマで進めていきます。

成人発達理論は魅力的な理論ですが、発達段階を理解し、活用するにあたり、下記のような留意点をお伝えしています。

  1. 発達段階は、対象者の思考の複雑性・意識構造を、インタビューや長文の論文から分析します。 『自我発達理論』でも、人の評価や登用に活用しないようにとの留意点が明記されています。安易に人の評価やレッテル貼りには使わないように気をつけてください。
  1. 発達を急ぎすぎると、その段階の積み残しが生じ、将来的に成長が停滞する可能性があると言われています。また、発達は有機的(自然なもの)かつ固有なものであり、直接的に促進することは難しいともされています。
  1. 発達段階が高ければビジネスのパフォーマンスが必ずしも向上するとは証明されていません(環境要因なども影響するからです)。特にリーダーシップ力は「環境依存性」が高いため、発達段階が高いからといって必ずしもパフォーマンスが高いとは言い切れません。

ただし、発達段階を「認知構造」と捉えた場合、VUCAの時代、不確実性や複雑性が高い時代のかじ取りには、以下のような発達段階が必要だと考えています。
 ■ 経営者には、発達段階4.5程度(システム思考ができる)が必須条件
 ■ マネジャーには、発達段階4.0程度(ロジカルシンキングができる)が必須条件

このような観点から、次のような疑問が生じるかもしれません。
 ・「認知構造」って何?
 ・成人発達理論って万能なの?
 ・なぜVUCAの時代に「認知構造」が必要なの?
 ・どうやって発達段階を測定するの?
これらの疑問にお答えてしていきたいと思います。

夜の楽校では、皆さんの質問にお答えしながら、島森が成人発達理論、認知構造、発達測定の方法、経営者やマネジャーに必要な思考力について簡単に解説します。その後、安田さんから発達測定の手法と、思考力を広げる3つの視点をお伝えし、実際に思考を見える化するショートセッションを行います。

皆さんと一緒に、企業での活用方法を模索し、ディスカッションできればと思います。

お申し込みにあたっての注意事項

※同業他社の方、社労士等士業の方のお申込はお断りさせていただいております。

全体の流れ

30分

講師:島森 俊央

  1. 成人発達理論の概要
  2. 人の能力とは、認知構造とは何か
  3. 島森が受検したLDMAの解説(可能性と限界)
  4. 質疑応答
30分

講師:安田 健一

  1. 思考力は発達段階の基礎になるもの
  2. 思考力を広げる3つの視点 
  3. ショート・セッション
  4. 質疑応答
最大30分

質疑応答

開催要項

日 時 2024/11/14(木)20:00~最大21:30
場 所 オンラインセミナー(Web会議サービス「Zoom」を利用して実施します)
※インターネット環境をご準備ください。
※PC以外にもスマートフォン、タブレットからの参加も可能です。PC以外の端末をご利用の場合は、事前に無料アプリをダウンロードしていただく必要がございます。
※申込受付後に、詳しい接続方法や受講用URLをご案内します。
対 象 人事担当役員・人事部長・人材育成部門の方(経営職・管理職研修ご担当)、事業部においてマネジャー育成を推進する立場にある方
定 員 15名
受講料 無料

講師情報

安田健一(ヤスダ ケンイチ)

安田 健一(ヤスダ ケンイチ)

事業再生支援を経て、次世代型組織の導入支援を行うNexTreams合同会社に参画
パーパスコーチ・コンサルタント
一般社団法人公共善エコノミー理事

島森 俊央(シマモリ トシヒサ)

島森 俊央(シマモリ トシヒサ)

株式会社グローセンパートナー 代表取締役
上智大学理工学部卒
「大家族主義」「一人ひとりが経営者」などの経営理念を貫く出光興産株式会社に入社。10年間で多くの職種を経験する。
その後、独立系コンサルティング会社にて、戦略立案から営業の現場支援なども行い、クライアントの業績を上げることができる人事コンサルタントとして活躍。上場企業のV字回復も実現。2007年取締役に就任。
2008年 株式会社グローセンパートナーを設立 。
一部上場企業から中堅・中小企業、ベンチャー企業に至るまで、人事制度の導入や役員/管理職クラスの教育研修を通して、クライアントの業績向上と社員活性化の実績を多く残している。
加藤洋平氏から直接、成人発達理論を学ぶとともに、自己変容の体験を進めており、既存のビジネスから一歩異なる視点でアドバイスができることが特徴である。