Vol.99 私、LIFESHIFT休暇に入ります

私、LIFESHIFT休暇に入ります

7月から1年間LIFESHIFT休暇にはいります。本来であれば、100%休んだ方が良いのでしょうか、50%ぐらいは稼働して、残りは海外・国内の旅に出ようと思っています。

自分の中にこびりついた思考の習慣を取り除き、本当に自分にとって「胸躍ること」を探す冒険にでます。まずは、日常生活から離れて、思考を徹底的に休ませることをしたいと思います。このような自由ができるのは、家族・会社のメンバー・そしてお客様に恵まれているからだと本当に感謝しております。少々わがままを承知で、新しい未来をのぞき、自らの体験を通して示してみたいと思います。

まずは、LIFESHIFT休暇に至った経緯をご説明します。
35歳ぐらいのときに、当時産業再生機構の富山さんが、「コンサルタントは50歳超えたらアウト」と話をされており、深く印象に残りました。その当時から、コンサルタント・研修講師の旬は50歳までと思って、ずっと50歳定年と考えてきました。

一方で、この5年ほど自分の中で「変容」をテーマに取り組み、人は死ぬまで変容できることが体感できました。私なりに変容を続けてきたと自負はあるのですが、最後の砦に来たという感じです。最後の砦は、「本当の自分で生きる」ということです。6月で50歳を迎えます。自分の人生にまだ違和感があり、本当の自分を生きていない感があります。そこをしっかり見極める期間にしたいと思っています。

LIFESHIFTがテーマなので、1年後ぐらいに更に進化した「島森」を表現することを約束して、ちょっとの間稼働を落とします。1年後のビジョンはまだ未確定ですが、社会のパラダイム転換を支援できるような仕事に変わるような気がしています。

今回、「LIFESHIFT休暇」という名称をつけましたが、近い将来、100年時代を生きるために、LIFESHIFTが本当に必要な時代が来ると思います。もしかしたら、「LIFESHIFT休暇」が一般企業にも導入される日は遠くないかもしれません。45歳～65歳まで1億円の人件費がかかります。その期間も継続的にパフォーマンスを上げてもらわないと、企業が持ちません。そのために、まずは自分自身が変容を体験し、どこかでそれらを伝えていければと思います。

旅をしている間は、書きたいことが溜まっているので文章を沢山書きたいと思います。それ以外は、基本的には旅行しながら、ぼーっとする時間を過ごしたいと思います。思考はお休みにして、しばし感性を研ぎ澄ます時間にしたいと思います。

しばらくは、お客様にもご迷惑をおかけしますが、パワーアップした島森にご期待ください。

役員ワークショップを展開していきます

現在、政府の施策として「同一賃金同一労働」「最低賃金のUP」「定年延長」など人件費が肥大する施策が目白押しです。政府側の立場に立つと、税金や社会保険料収入を上げないと国が破綻する可能性があるので、人件費を無理にでも上げるという作戦を敢えて選択しているように思えます。

そして、人件費を上げることにより、生産性向上を目指す会社にイノベーションが起き、生産性向上が図れない企業は淘汰・合併という選択をせざるを得ないという瀬戸際まで追いつめられるでしょう。

そういった意味で、本当に働き方改革（無駄な時間の削減）やイノベーションを起こす必要がある時期に差し掛かっています。

企業において、本当のことに着手しようとした場合、抵抗するのが役員です。色々な言い訳をしながら、あれやこれやと上手に改革を遅らせます。
「リスクはないのか」
「徹底的に議論はしたのか」
など言いながら、本当は自分を守りたい生存本能で発言していることが見え隠れします。

そこには、今まで手を付けられませんでしたが、我々は成人発達理論を武器にそこに立ち向かっております。

入口は、「チームビルディング」「ビジョン浸透」「中期経営計画策定」「働き方改革」などの表現で役員ワークショップをどんどん実施しています。

1日目は、真の対話ができる状態を作ります。「隠れた目的の発見」「差し障りのある会議」「対話と議論の違い」などを体感してもらいお互いが本音で意見をいえる環境を整備します。

1日目の終わりには、「この関係が今日・明日だけで終わらないようにしたい」という意見をいただけます。

2日目は、お題は何でも良いです。一番手軽なのが会議の効率化です。
(1)全ての会議をなくす、○○会議をなくす。
(2)報告はWEBで共有する。稟議の決済金額を100万円以上に上げる。
(3)○○の発表・資料作成はやめる。
などは比較的効果が出やすいです。最高意思決定会議に参加している役員ですら無駄だと持っていることをやめられないのです。ROIは、会議の時間を減らすだけですぐに10倍ぐらいになります。

2日目の終わりには、「色々研修をやったけど、自分たちが悪いというオチは初めてだった」「島森に騙された」など意見をフィードバックされますが、皆さん嬉しそうに帰ります。

実施してきて思ったのは、そもそも戦略策定やイノベーションを扱っており、そこに成人発達論が加わったことで、まさに自分たちのやりたいことだという感覚です。

役員ワークショップから会社を変えたいと思う方は、島森までご連絡ください。

グローセンパートナーのWEBサイトをリニューアルしました

このたび、弊社WEBサイトをリニューアルしました。

【主な変更点】

1. デザインをリニューアルし、パソコンのほかスマートフォンやタブレット端末からも、より快適にご覧いただけるようになりました。
2. コラムを新設し、心の成長／人材育成、社内研修、人事制度に関する情報を提供してまいります。
3. 常時SSL化によりセキュリティを強化しました。

なお、今回のリニューアルにともない、URLが変更になりました。ブックマークに登録されている場合は、お手数ですが新しURLへの登録変更をお願いいたします。
(新) https://www.growthen.co.jp/

引き続きよろしくお願いいたします。

注目のセミナー情報

【加藤洋平氏監修】心の成長のデザイン 管理職社員（真の人材育成・対話手法の習得）研修の体験会 ～管理職クラスに習得してほしい心の成長（多様性の理解）を促進する～

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社内で講師を実施するインストラクターに研修実施のノウハウをお伝えするセミナーです。実際にプレゼンテーションの体験もします。「人前で話をするプレゼンテーションスキル」「質疑応答のスキル」「緊張しない方法」などをお伝えします。
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