コラム
Vol.7 採用・定着のために学生像を理解する
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2008/10/16
Index
- 採用・定着のために学生像を理解する
- メンタルヘルスカウンセラーの仕事(野中の一言 Vol.4)
採用・定着のために学生像を理解する
少し景気が悪くなりそうです。しかし人事部門の担当者としては優秀な新入社員の採用は必要不可欠なことで変わりはないと思います。今後は採用活動重視から、内定者をどうフォローするか?入社した社員をどうフォローするかが皆さんの課題になってきています。
そうであれば、今の大学生像は???
「大学生活の実態は?どんな遊びからをしているか?」
「会社に何を求めて入社してくるか?」
「今の大学生のタイプは?」
最新情報が入手できたのでご紹介します
Q1:授業の出席率は「平均7.7割」と真面目
Q2:友達との飲み会は「月平均1.57回」と少ない
Q3:今年の合コン回数は「0回が67.7%」と少ない
Q4:情報をどこから入手するのか
「毎日インターネットを1時間以上するが83.3%」
Q5:企業を選ぶ際に重視する点
増加「給与・福利厚生などの待遇が良い」「雇用が安定している」
減少「自分がやりたい仕事ができる」「仕事の成果や業績が正当に評価される」
Q6:希望する仕事のタイプ
増加「多くの人と接することができる仕事」
減少「臨機応変な対応が求められる仕事」「スピーディーに課題を進める仕事」
Q7:働くことに対するあなたの考え
「やっていけるのか、通用するのかどうかが心配だ49.1%」
Q8:あなたの望む働き方
増加「できれば新卒で入社した会社にずっと勤めたい68.5%」
出典:リクルート
できれば待遇が良い会社に一生働きたいが、コミュニケーション能力・経験に乏しい学生像が浮き彫りになっています。ますます、企業側と学生側のギャップが開きつつあると感じました。
昨日お会いした大学講師の方も、「今の大学生の精神レベルは中学生並み」とボヤいてました。そのために、今内定者向けのコミュニケーションスキルアップのプログラムを現在開発中です。
メンタルヘスルカウンセラーの仕事(野中の一言 Vol.4)
先日プロジェクトでお邪魔している企業の社長から、とてもうれしいことをおっしゃっていただいた。プロジェクトの中で社員のモティベーションを高めるサポートのひとつの方法として、試しにカウンセリングを数回にわたり多くのプロジェクトメンバーに受けていただいたことが好評だったとのことで、今後カウンセリングを会社として取り入れていきたいので具体的な話をしましょう、とのことだった。
今回はストレスや病にダウンしている方々にターゲットを当てたわけではなく、一生懸命頑張っている社員が、日ごろ抱えるストレスを緩和してご自身の強みを見つけ、気持ちよく仕事に取り組んでいくためのカウンセリングを行った。結果、カウンセリングを受けた方々にも好感を持っていただき、社長が会社として全員に是非、とおっしゃっていただけた、ということは私にとってはその場でくるくるまわってワンといいたいほどうれしいことだった。カウンセリングというとどうしても病の人をケアするだけ、という感覚を持つ方が多い中、全員に!とおっしゃっていただけると本当にカウンセリングということを理解してくださったことを感じた。
これからも私だから出来るカウンセリング、きめ細やかなサポートを、ベルトコンベアー式の電話の向こうに大量のカウンセラーがいる、というものではないサービスをどんどん行っていきたいと思っている。
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