コラム

人材育成事例
マネジャー向け「忙しさからの解放研修~会議の生産性を高める(会議時間の削減編・会議の質の向上編~)」

2023/07/27

産業用電気機器メーカーの部課長向け研修

業種:産業用電気機器メーカー 従業員数:1,800名
部課長向けに、「会議の生産性を高める(会議時間の削減編)」と「会議の生産性を高める(会議の質の向上編)」を実施。会議時間の削減編は、32名にを実施し(2時間×32名=64時間投資)、延べ3,170時間/年(削減率27.3%)の削減が実現。会議の質の向上編は、全マネジャーがを受講し、会議の質向上への共通認識が図れました。

背景と課題

I部門方針で会議の削減を掲げており、その具体策として「会議の生産性を高める(会議時間の削減編)」と「会議の生産性を高める(会議の質の向上編)」の研修を実施することにした。

グローセンパートナーを選んだ決め手

以前に、経営層・部長層に「方針策定研修」を実施しており、お互いに面識があり、研修のテーマとしても最適だったため。

実施内容と研修成果

会議時間の削減編

実施内容
事前学習(動画学習)1.会議の生産性を高めるために
2.会議の時間を減らす
研修(オンライン2時間)1.チェックイン
2.模擬会議の実施
事後課題1.事後課題
2.研修のまとめ

研修の成果

部長+工場長+課長クラス約30名に対して、会議の削減研修(2時間×32=64時間投資)を実施し、延べ3,170時間/年(削減率27.3%)の削減が実現しました。

受講者の声

  • 思ったよりも多くの人が、会議時間の長さを無駄と感じていることが分かった。とりあえず会議を開こうとするのではなく、目的を明確にして本当に会議が必要なのかを考えて、行動につなげたいと思いました。
  • 見直しや一覧化して、見える化することでみえてくることが多い。
  • 会議がなぜ必要なのかと疑問を抱くことができました。
  • 思い込みが、改善の足かせになっていることに気づきがあった。
  • あたりまえや普通と思っていたことが、意外と必要なさそうであると気づき、考え方を変えることで、会議時間の削減は大幅に実現できそう。
  • やはり惰性でやっているものはダメだということ。常に変化させていく意識を自分自身が持たなくてはいけないということを改めて感じた。
  • 固定概念を覆す内容であったと感じました。
  • 無理だと思いこんでいないか、一度立ち止まり俯瞰してみてみることを実施し、それでも無理なのかどうかを見極めることを実践していきたい
  • 改めて定期的に振り返りを行うことは重要だと思った。
  • 会議の生産性を高める為には量(時間)と質を上げる方法が有る事を学び理解できた。

会議の質の向上編

実施内容
事前学習(動画学習)1.会議の生産性を高めるために
2.会議の質を高める
研修(オンライン2時間)1.チェックイン
2.模擬会議の実施
3.模擬会議の実施~情報共有編~
4.模擬会議の実施~アイデアだし編~
5.模擬会議の実施~意思決定編~
6.模擬会議の実施~総合~
事後課題1.事後課題
2.研修のまとめ

受講者の声

全マネジャーが会議の質の向上の研修を受講することで、会議の質を上げることへの共通認識が図れました。

  • 1日8時間限られた業務時間の中で、取捨選別し、必要なことを効率よく行う必要があることを改めて感じた。
  • 会議の改廃を定期的に振り返る事で様々な事を整理でき、大きな時間削減が見込める可能性があることに気づいた。この研修で出た様々な意見や考えを整理し、全員が同じ方向性へ向かい、取り組んでいく事が重要だと思った。これからが非常に重要だと思う。
  • 今まで個人で抱いていた会議の生産性向上が、今回の研修でマネジャー全員が学んだことで、会議の生産性向上につながる個人の提言・提案がより伝わりやすくなると感じた。
  • 自分自身が、会議の妨害者になっている可能性もあるため、会議に参加する際は確実に意義のあるものにするための準備が必要だと感じた。
  • アジェンダ等をしっかりと作り、何をどこまで会議で決めたいのかを明確にすることで円滑に会議を進められると改めて感じました。
  • 研修を通じて色々な問題が顕在化され、今までの風習を含め、ムダが多い事を知ることができた。改善出来ることは部門として進めて行きたいが、実際の会議体ではパワーバランスが発生するため、上位者の理解も必要になる課題がまだあると感じた。
  • 質の部分では勿論ですが、会議室の椅子を無くす等の物理的な改善をしていくことも必要であると感じた。

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