コラム
幸せのお裾分け(完璧・完全を求めないこと)
コラム記事
2022/04/26
執筆者:島森
自分を表現する大切さとして、
「ありのままの自分を表現すればいい」
「不完全な自分を認めることが大切」
「良い悪いの二元を超えて、すべてを受け入れることが大切」
などなど、何度も言われてきました。
一方で、仕事やプライベートでも、完璧・完全にしたい自分がいました。
なぜ、完璧・完全にしたいのか?
「ミスして、他者から指摘されたくない」
「間違いをして、他者からバカだと思われたくない」
「素晴らしい自分をアピールしたい」
「すごい仕事をして、誰かをギャフンと言わせたい」
エゴ的な思惑が隠されています。自分の中の無念を晴らしたいとか。
完璧・完全って何でしょう?
これは、自分が過去の経験(記憶)が生成した仮の完成形という感じですよね。
自分が完璧・完全と思っていても、他者から見ると
「余計なこだわり」
「余計に仕事が増える」
「余計なお世話」
「見せびらかして、痛い」
「うんざりする」
と映るかもしれません。
先日、社内ミーティングやお茶の席で気づいたことは、
自分が完璧・完全を表現してしまうと、他者の自由を奪ってしまうこと。
他者が完璧・完全をやろうとすると、自分が奪われること。
実は、この世界は、整合性が取れた現実が顕れるのに、それを自分のエゴが屈折して、その整合性=美しさを乱していること。
ああ、何も思考せずに、感じたままをすればいいのだと。
そこを真に信じられたときに、本当の体験に遭遇できるのだと…
自分の中にある完璧・完全を求めないこと
自分が感じたそのままを表現すること
事前準備もしないこと
勝手にありたい姿を設定しないこと
他者の自由を尊重すること
他者の表現をそのまま喜ぶこと
そんなことが大切だなと思って、「幸せのお裾分け」という表現になりました。
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