コラム

LIFE SHIFT休暇に入って3ヶ月が経ちました

コラム記事

2019/10/04

自分でもゴールが分からずスタートした LIFE SHIFT休暇 ですが、3ヶ月が経過しました。

これまで、多くのセッションやカウンセリングを通して、「開いてない」「閉じている」というフィードバックを何度が受けてきましたが、その意味を十分に理解できず5~6年が経過していました。

「開いてない」「閉じている」ことで、どうやらエネルギーが巡っていないことは理解していました。ただ、自分では「開く扉」がどこにあるのか、さっぱり分かりませんでした。

加藤洋平さんの指導で、リフレクション・ジャーナルを書き始め、自分の中でもその鎧の存在に気づきましたが、それを「開く扉」を見つけるカギはまだ見つかりませんでした。

同じく、加藤洋平さんの指導で、夢日記を5か月ほど書いています。そこでの気づきは、見る夢は大学時代と出光時代の夢ばかりということでした。最近の心境・出来事などは、もちろん夢に反映されますが、場面はいつも大学時代と出光時代ばかりでした。夢日記を振り返り、僕の中ではコンサルティング会社に転職してから、かれこれ15年ぐらい、本当の自分を生きていないのでは、という疑問がありました。

心の扉を開くことができた1つのきっかけは、先週の日曜日に行われたワークショップです。この日は、ハートを開くワークをやりました。このワークの前から、相当の眠気に脅かされ、ようやくワークについていくというレベルでした。ワークの内容すら覚えていない状況でした。今から思うと、僕の中の見つかりたくない何かが大きく抵抗していたのでしょう。

このワークショップでも、最後に「開いていない」とフィードバックを受けました。このままでは終われないと思い、翌日、再度録音したものを聞いてワークを自分なりにやってみました。

ワークの前に自分を内省してみると、自分の中で「いじけ」みたいなことがあり、現実を捻じ曲げてみていたような気がしました。加えて、これまで考えながら進めてきた選択が違っていたような感覚がありました。関わってくれた皆さんに申し訳ないという気持ちが生じました。

実際にワークをして、これまで開けなかったハートを開いてみると、「寂しい自分」「独りぼっちの自分」「それでも頑張ってきた自分」がいました。すごいみじめな感じで、移動中に新幹線で顔が歪む自分が分かりました。しかし、その存在を認めることで、肚のあたりから上にエネルギーの幅が広がってきたので、これが心の扉を開くイメージだと感じました。

そのできごとから気づいたことは、これまで、世の中の危険にさらされてきたので、心の扉を閉じていたということです。

心が閉じた瞬間は、コンサルティング会社に転職したときだと思います。いつ解雇されるかもしれない不安と、自信がない自分にお客様からいつクレームを受けるかという恐怖と、睡眠時間以外はずっと仕事をしていた心身的な負担もあって、心を閉じないと生きていけなかったのだと思います。コンサルタントとして冷静を保つために、感情も捨てたような気がしています。

その後も、その状態は続き、自分で会社を設立して、安全で自由なのに、、、ずっと周囲が危険だと感じてきたのだと思います。それを回避するために、色々準備をして、色々シミュレーションして、お陰様でビジネススキルは上がりました。でも、危険を回避するために、ずっと自分の心の扉を閉ざしたまま、生きてきました。

その扉を開いてみると、世の中は本当に感謝で一杯でした。みんなが真剣に生きて、みんな頑張っていることを、しっかり受け止められずに申し訳ないとう気持ちで一杯です。

少しずつこの反応的な行動が減ってくると思いますが、習慣化された反応が随所で起きるので、しばらくは自分の内面を見つめながら、じっくり進めていきます。

「個と組織の成長を考えるメールマガジン」購読のご案内

グローセンパートナーのセミナー情報や、メンバーによるお役立ち情報をお伝えしています。

登録はこちら