コラム
Vol.161 部下の自立性と推進力が育つMMOTアプローチ
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2024/03/21
余計な口だしをしなくても、部下の自立性と推進力が育つMMOTアプローチ
「放任」と「言い過ぎ」の間で悩むマネジャーの皆さんへ
マネジメント研修の際に「本当はやりたくないけれど、ついついやってしまうマネジメント行動」を挙げてもらいます。
その際に必ず挙げられるのが、部下との関わりです。
- 自分には正解が分かるので、つい助言や指導をするが、部下の行動が思うように変わらずイライラする
- 自主性を重んじてやる気を引き出せようとするが、自分の思った行動や成果にならない
多くのマネジャーがこのような葛藤に悩んでいます。
部下も、そんな上司とうまくコミュニケーションができないと悩み、場合によってはメンタル不全や離職に至っています。そこまでは至らないにせよ「あまり口うるさく言われないように、言われたことだけやります」という、最近耳にする「静かな退職(quiet quitting)」姿勢の部下もいるでしょう。
これらの葛藤を解決するために、コーチング、1on1研修、心理的安全性研などを取り入れている組織も多いです。しかし、これらの方法が効果的に機能するためには、部下とマネージャーの関係の根本にある構造に目を向ける必要があります。
部下が育たない、上司の指導が下手なのは、単にコミュニケーションスキルの問題でもなければ、育成スキルの問題でもありません。さらに言えば、上司・部下の個人の問題でもありません。「上司も部下も、本当はそうしたくないのにそうなってしまっている」構造の問題なのです。
では、この構造を変えるためにはどうしたらいいのでしょうか?
それは上司と部下の仕事が進むようにデザインされた構造を、上司と部下の合意の上で新しく創り出すことです。
ロバート・フリッツ氏が開発した「MMOT(The Managerial Moment of Truth)」という手法があります。MMOTは、まさにこの構造問題にアプローチします。
MMOT(The Managerial Moment of Truth)とは
ロバート・フリッツ氏が開発したマネジメントや人材育成に応用できるアプローチです。
- 4つの手順を通して仕事が進むプロセスを関係者(上司部下のケースは2人で) でつくります。
※4つの手順- 1:現実を見る
- 2:現実に至った過程を理解する
- 3:計画を考える
- 4:計画を実行するための仕組みをつくる
- MMOTはシンプルな手順なので、誰でも実施することができます。
1on1のように上司の裁量に左右されるようなことはありません。 - 4つのステップを進める時間が短ければ、短時間でも効果があります。
- 上司部下の1対1だけでなく、チームにも適用できます。
MMOTセミナーのご案内
上司と部下間でよく起こる構造問題にアプローチできるMMOTを紹介できればとセミナーを開催します。セミナーでは、上司部下がストレスなく、仕事が進むようにデザインされた構造づくりの体験をして、上司による「必要以上の介入」を減らすと共に、部下の自律性と仕事をやり切る力が自然に高まる革新的な手法をお伝えします。
- わかっていてもついつい余計な口出しをしてしまう経営者/マネジャーや、そんな経営者/マネジャーに悩んでいる人事担当者
- どれだけマネジメント研修を行っても、パフォーマンスが変わらないとお悩みの人事担当者
- 上司も部下もストレスなく仕事がサクサク進む会社にしたいと思う経営者/マネジャー/人事担当者
にぜひ参加して頂きたいです。
▼「放任」と「言い過ぎ」の間で悩むマネージャーの皆さんへ
~余計な口だしをしなくても、部下の自立性と推進力が育つMMOTアプローチ~
日時:2024/4/17(水)10:00~12:00
受講料:無料
主催:株式会社グローセンパートナー 一般社団法人イマココラボ
申込:https://www.growthen.co.jp/seminar/20240417/
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