コラム
我々は3次元の存在なのか
コラム記事
2023/08/28
今回は、我々は3次元の存在なのかという少し変わったテーマでお話します。
まず、次元について説明します。
0次元:点の世界
1次元:線の世界(点をずらすと線になる)
2次元:面の世界(線をずらすと面になる)
3次元:立体の世界(面をずらすと立方体になる)
4次元:立体を時間軸で表した世界(ここからが難しくなります)
5次元:立体を時間軸で表した世界が多数存在する世界(ここがパラレルワールドの概念です)
超ひも理論によると、11次元まであるようですが、我々が3次元に住んでいる限り、4次元や5次元はイメージしにくいかもしれません。今回は、2次元から3次元、1次元から5次元の存在について、考えていることを言葉にしてみます。
我々は、3次元に住んでいると思っているでしょう。しかし、超ひも理論によれば、私たちが日常的に見ている3次元的な「空間」は幻であり、真の姿は2次元の「面」であるというホログラフィック原理という考え方も存在します。
ビジネス中心の生活は2次元?
一般的なビジネス中心の生活を想定してみましょう。朝起きて、通勤中にスマホで動画を観て、午前中は会議に参加し、午後は資料を作成し、家に帰ってYoutubeを視聴して寝るといった生活を例に考えます。この生活は何次元でしょうか?スマホの動画やYoutubeは2次元の情報です。会議では、賛成や反対を考えるなど、思考しますが、思考は文字に落とせるので、2次元と言えるかもしれません。また、資料作成も、頭の中の情報をデータや紙(2次元)に表現します。このように考えると、ビジネス中心の生活は2次元的な要素が多そうです。
自然環境で感覚機能を活かす、3次元の生活
3次元の生活は、以下のような要素が含まれます。
・自然環境で五感を使って生活すること。
・山や海、川などの自然環境で食物を調達すること。
・火を使って調理し、美味しい食事を楽しむこと。
第一次産業の方は、3次元中心の生活をしていそうです。
二元論は2次元、思考の変化がないのは1次元
「世の中は良い・悪いの二元論に陥っている」と表現されることがありますが、ここで言う二元論は、2次元の世界ではないかと考えています。思考が止まらない人は、思考の世界、つまに2次元の世界に生きているように思えて仕方がないのです。同様に、固定観念に縛られ、思考の変化がない人は、過去から現在に至るまで、同じタイムライン(線)を生きているように思えるので、1次元の存在かもしれません。
5次元世界を想像してみる
私は、過去世を見ることができるハイヤーセルフ講座に通ったことがあります。いくつも過去世を見たのですが、その中に、古代エジプト時代の過去世もあり、ピラミッドの建築家として、念を使って巨大な石を動かしている映像が思い浮かびました(信じる・信じないはお任せします)。私は、この時代の人間は5次元の世界に生きていたから、このような芸当が可能だったと考えています(大きな石がある地点にある現実から、その石が少しずれた現実に自分がパラレル移行し続けたら、大きな石が動くように見えます。人が空を飛ぶ原理も一緒です)。
次元が劣化している?次元を高める方法
過去は5次元ぐらいの存在だった人間が、2次元・1次元まで劣化してしまっているのではないかと懸念を持っています。もしそのような状況だと仮定するならば、人生の目的の1つに「次元を高めること」を掲げてもよいのではないかと考えているのです。
2次元の世界、つまり思考の世界を、振り子の動きにたとえてみましょう。Aを選ぶべきか、それともBを選ぶべきかと悩んでいる状態を振り子の揺れに例えています(実際の悩みは、複数の振り子が揺れているのでもっと複雑)。通常、私たちはこの振り子の中で生きているので、思考や思い巡らせることを絶えず続けています。
では、どのようにしたら思考や思い巡らせることを緩和できるのでしょうか。
それは、この振り子を最大限に振りきり、振り子の支点まで自分の視座を高めることです。振り子を振り切ることで、新しい自分や新たな視点(支点)を見つける機会を得られるでしょう。ピンとこないかもしれませんが、普段の安定した安全な生活は振り子の中で動いており、それを振り切る体験(新しい・面白い体験)こそ、「次元を高める」方法なのではないかと思っています。
最後に
もう少し分かりやすい言葉でお伝えすると、以下のアクションを試してみてはいかがでしょうか?
・安心・安全な道は選択しない
・過去からの繰り返しはしない
・思考を柔軟に変える
・新しいことをやり始める
・五感を大切にする
・自然に触れる
これらを通じて、次元を高めるための第一歩を踏み出すことができるかもしれません。
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