成人発達理論を活用した心理的安全性の向上

心理的安全性とは、「個人や組織全体の成果に向けた率直な意見、素朴な質問、違和感の指摘がいつでもだれでも気兼ねなく言える状態のこと」と定義されています。

心理的安全性が高いと、コミュニケーションが活性化され、現場の実態を把握しやすくなり、意思決定の質が上がり、現場の意見が出やすくなり、イノベーションが起きやすくなります。また、素直な発言や他者の意見を聴くことで、個人に蓄積される情報が増え、自律的な人材が増え、若手の積極性が増すなど、経営者・マネジャーにとって様々なメリットがあります。

逆に、心理的安全性が低いと、コミュニケーションやマネジメント、人材育成が進まなくなります。それほど、心理的安全の確保は人を動かすベースのスキルとして大切です。

メリットが多ければ、心理的安全性を高めれば良いだけなのですが、経営者やマネジャー自身が、
・本当は、部下の話をじっくり聴きたいけど、ついつい、結論を述べてしまう。
・本当は、部下の悪いところを指摘したいけど、ついつい、あいまいなフィードバックになってしまう。
など、自分の意図とは異なる行動を選択してしまい、結果として自らが心理的安全性を損ねてしまうことがあります。頭ではわかっていても、体の反応で、意図とは異なる行動を選択してしまうのです。これらの現象を成人発達理論から解説して、それを回避する方法をお伝えします。

心理的安全性を高める研修は、
・エゴを放置すると、人間関係が悪化する仕組みを知る
・心理的安全性の大切さについて
・意図した雑談による一体感の醸成
・人の話を聴く演習（人の話を聴いていないことに気づく演習）
・本音を言う演習
・議論型コミュニケーションから対話型コミュニケーションへ
などを通して、体感的に、そして事後課題を通して実践的に学ぶ必要があります。

このセミナーでは、成人発達理論の概要、心理的安全性を高める研修の内容と事例の紹介を通して、組織の心理的安全性を高める方法について学びます。

セミナー内容

お申し込みにあたっての注意事項

※同業他社の方、社労士等士業の方のお申込はお断りさせていただいております。

開催要項

講師情報

下記いずれか1名が担当します。