Vol.32 私の使命ともいえるグローセンクラブの立ち上げ

私の使命ともいえるグローセンクラブの立ち上げ

3月11日（金）に発生した東日本大震災により本当に多くの方が被災され、今も被災地では大変な日々を過ごされていると思うと大変心が痛みます。

皆さんも同じだと思いますが、「震災で苦しむ人に何が出来るか」「これから自分は如何に生きるべきか」考える機会になったと思います。自分も少しずつ整理を始め、やはり「中小企業の社員のために、教育・成長の機会を増やす」「一人でも楽しい職業人生を味わい、会社や社会に貢献できる環境を作る」ことを続けてやって行きたいと思います。

この使命を具現化したものが「グローセンクラブ」です。一度はスタートを遅らせることを決めましたが、周囲の意見もあり、４月１日からスタートする「グローセンクラブ」のお話をさせて下さい。

まず、グローセンパートナーという会社を立ち上げた時は、１０００年成長し続けるような会社（Grow＋1000）を作りたいと思いを込めました。対象は、中小企業で、そこで働く社員のための支援をしたいと思っていました。成果主義など会社側の論理の施策に辟易し、社員のためを思って、社員と一緒に歩もうと考えている社長と一緒に仕事をしたいと思っていました。

反対の言い方をすれば、社長と社員が一体となって進めば、社長の想いが現場に伝わり、現場で変化が起り、戦略の実行と社員の成長が生まれ、結果として会社の業績が上がると思っています。そんな社長と社員が集まる集合体を「グローセンクラブ」にして行きたいと思
います。

私は、コンサルタントという職種であるために、様々な研究会やセミナーに参加します。参加してもいつも思うのは、そこに参加しているメンバーは大企業の人事担当者ばかりと言うことです。トヨタ自動車であったり、中部電力であったり、ソフトバンクなど大企業の皆さんが参加しています。もともと資本があり、豊富な人材を抱える大企業が、最新のマネジメントを勉強して、現場でトライして、人材育成・組織活性化を図っています。これでは、大企業と中小企業の人材マネジメントの格差はますます広がるばかりです。

私は、企業は人材で決まると思います。ビジネス環境も変わり、想像力・アイデア・価値転換力・繋がり力が求められてきています。当たり前ですが、いい経営者であればいい戦略を考え、いい管理職であればいい戦略実行ができます。ですから、中小・中堅企業も組織マネジメント・人材マネジメントをもっと学び、いい人材を採用し、いい人材に育成し、いい管理職・経営者を選抜して、勝ち残り、永続的な発展を目指そう！というのが、敢えて集合体にしたい思いです。

そのためには、最新の組織マネジメント、本物の人材マネジメントを学ぶ必要があります。そして、中小・中堅企業が集まってあたかも大企業のように動いて、採用パワーの発揮・情報交流・育成機会の共有を図りましょう。

グローセンクラブでは、人事制度の構築支援・教育研修の提供・経営者人材の育成・企業の組織風土改革・人材採用支援・福利厚生の提供を目的としてメンバーを募りたいと思います。クラブ入会の資格は、「従業員が２００名未満であること」「社員の幸せのために頑張っている経営トップが存在すること」の二つです。そんな社長さん達とタイアップして「成長し続ける会社を１０００社（グローセンクラブ）」を作ります。会費は月１０００円（初年度は無料）と考えております。無料でもいいですが、ちょっとだけハードルを作りました。多くの会員さんより、本当に社員の成長を考える会員さんを募りたいと思います。

グローセンクラブが提供するコンテンツは、「優秀人材の採用支援」「１５万円で作る人事制度」「経営者人材の育成」「教育体系に基づく教育研修＋社外人脈作り」からスタートします。その後は、社員の知的福利厚生（見学会・勉強会）などコンテンツを充実させていきます。

まずは、４月から１００社を募集したいと思います。ご興味のあるある方は、お問い合わせください。