コラム
Vol.73 リスクばっかり考慮しているうちに、日本は中国に抜かれていた
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2016/11/14
Index
- リスクばっかり考慮しているうちに、日本は中国に抜かれていた
- 弊社書籍のご案内
- 人事・教育担当者に読んで欲しい書籍
リスクばっかり考慮しているうちに、日本は中国に抜かれていた
冬が到来しましたね!急に寒くなったので、できる限り良く寝て体力を温存するように心掛けています(単なる言い訳ですが)。
さて、1ヶ月ほど前に上海に行ってきました。中国の方とお話をする機会にも恵まれ、上海の生活の一面も垣間見ることができました。一言で説明すると、上海の若者が日本来ると「何て面倒な国なのか!」と思うぐらい、日本が遅れています。
いくつか事例紹介です(事実確認はしておりませんのでご了承ください)。
1. WeChatは、LINE+Skype+電子決済機能があり便利です。
国策でやっているので、一点集中して開発できるのがメリットなのでしょう。Googleやfacebookが撤退した後で、WeChatが浸透してしまったので、もう他社が入り込み余地はないでしょう。
2. 決済は、電子マネーでもなくクレジットでもありません。
店舗での決済は、設置されているタブレットのQRコードをWeChat(スマホ)で読み取るだけです。その後に指定口座から引き落とされます。信用会社を通すので、店舗はリスクなく、個人と決済ができます。割り勘機能などもあるので、若者は財布を持っていないそうです。
3.百度などの通販も信用会社を通して決済
百度などで発注しても、決済は信用会社を通すので、手元に商品が届いてから決済するそうです。商品が届かなかったり、異なる商品が来たら、決済しないで返品すればよいのです。
4.物流が完備されており、スーパーに行っていない
町中に百度のバイクが走っています。知り合いの中国人ご家族は、バーベキューをやる時も、ネットで材料を調達しているそうです。23時にオーダーすると、翌朝8時に届くそうです。スーパーマーケットに行っていないと言っていました。
5.外出先から、炊飯器やお風呂のスイッチが入れられる
テレビが、家電製品のハブ機能を持っており、家に帰る前に炊飯器のスイッチや冷房を入れることができるそうです。
テレビがiPadみたいな感じになっていそうです。
これを聞いて感じたのは、イノベーションを起こす側(国営企業)と、規制緩和する側(国)が一緒というのは進歩が早いなということです。パナソニックがスマホでエアコンのスイッチを入れられるように開発したのを経済産業省がストップをかけたのを思い出しました。
日本が、豊洲問題やオリンピック問題でモタモタしているうちに、どんどん海外が発展してきますよ~
はぁ~というため息がでます。日本頑張れ!
弊社書籍のご案内
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人事・教育担当者に読んで欲しい書籍
書籍名:『口下手な人は知らない話し方の極意 認知科学で「話術」を磨く』
著者名: 野村 亮太
社内で研修講師をやっている方は、面白いので読んみてください。前半に、研修講師に必要な小ネタ的なスキルが満載です。インストラクター養成セミナーにも参考にさせていただきました。
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