コラム

Vol.109 リフレクションジャーナルのすすめ

2020/04/22

Index

  1. リフレクションジャーナルのすすめ
  2. 【お知らせ】5月開催のセミナーをオンライン開催にしました
  3. 【適性検査ef-1G】のご案内 パーソナリティ診断を採用・配属に活用
  4. 【コラム更新情報】多面評価・360度評価について 他

皆さん大変な時期かと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?
弊社も研修が延期になったり、オンライン化したり、影響を受けております。ZOOMを使って新入社員研修を実施しましたが、制約の中でも最大限頑張っている姿や、特に動揺もなく現状を受け入れている姿をみて、新入社員はたくましいと感じました。

昨年、加藤洋平氏からインテグラルコーチングを受け、そのときにリフレクションジャーナルを書くことを進められ、ほぼ毎日書き続けて1年が経過しました。今回は、1年間リフレクションジャーナルを書いた感想をシェアしたいと思います。

1.リフレクションジャーナルのすすめ

リフレクションジャーナルとは、日記みたいなものです。ただし、リフレクション(内省)という観点に重きをおき、自分の内面を少し丁寧に書いていくことが日記と異なる点です。

加藤洋平氏からリフレクションジャーナルを書くように指導を受けたときは、毎回下記のような課題がありました。

  • 自分がエゴ的な行動を取ったときに、そのエゴ的な行動はどの発達段階の影響を受けた行動なのか観察・記録すること
  • 現在の発達課題をクリアするイメージを言葉にしてみること
  • 夢日記をつけて、夢から自分の発達課題を見つけること

などです。

そして、3ヶ月後に自分が書いたリフレクションジャーナルを再度読み直し、内省して感じたことをメモすることも実施しました。その内容について、加藤洋平氏からコーチングを受けることを繰り返しました。その後は、自由に書いてくださいと言われ、コーチングが終了したあとも書き続けて1年が経過しました。

1年間書き続けて感じたこと

  • 自分が1年前に想像できなかったレベルまで変容ができた。
  • 経営スキル・マネジメントスキルを向上させるために、内省が一番の方法であることを再認識できた。自分のパフォーマンスを上げるためには、どんなに忙しくても、内省の時間を確保すべきだと痛感した。
  • 経営層・マネジメント層こそ、内省のスキルを磨くべきである。人に影響を与える仕事だからこそ、自分の内面と向き合う力を養うべきだと感じた。
  • 自分の感情を振り返ることで、心が安定化する。落ち込みからの復帰が早いことや、書くことで心が落ち着く。メンタルヘルス不調の防止にも非常に有効だと感じた。現状の環境で苦しんでいる人がいらっしゃれば、リフレクションジャーナルを書き始めることがお勧めです。
  • 今起こっていることを丁寧に見る癖ができた。現実世界と内面で起きていることを客観的にみつめる力がついた。

リフレクションジャーナルの書き方

  1. 起きたことや、自分の内面で感じたことをメモしておく。
    (私はスマホのEvernoteにメモしています)
  2. Wordなどに、20分ぐらい時間をかけてリフレクションジャーナルを書く。
    (書くのが好きなので、毎回1,000文字ぐらい書いています)
  3. リフレクションジャーナルをnoteに上げる。
    (定期的に以前のリフレクションジャーナルを読み返す)

本当は、Wordで書いたものを少し寝かせてからnoteに上げた方が振り返りができて良いと思います。書き方は、お友達の佐藤草さんが上手にまとめているので、こちらも参考にしてください。
https://note.com/awaisou/n/n864cbf17887e

外出抑制があり少し時間がある方、逆に忙し過ぎて自分を見失っている方、これを機にリフレクションジャーナルを始めてみてはいかがでしょうか?

夜の楽校(Zoom開催)のお知らせ

ゴールデンウィーク前に夜の楽校(ZOOM開催)で、私のこの1年の変容について対話をする場を作りたいと思います。公的な場では発言が難しい世界観についても触れていきますので、興味がある方は下記にある夜の楽校にご参加ください。夜の20時~スタートで、リラックスして参加いただけます。

■ZOOM開催【夜の楽校】島森の近況報告─変容がここまで進んだ─
 ~LifeShift休暇を通して何を掴んで、何を手放したのか~

一緒に変容を歩んできた平野恵美さんも一緒に参加してもらい、変容の1年間をお伝えしたいと思います。

 日時:4月30日(木)20:00スタート、自然に終わる
    ZOOM参加限定になります。お酒でも飲みながらご参加ください。
 申込:https://www.growthen.co.jp/seminar/20200430/

2.【お知らせ】5月開催のセミナーをオンライン開催にしました

新型コロナ感染防止の観点から、5月開催のセミナーを会場開催からWEBセミナーに切り替えます。この機会に、自宅待機・リモートワークの方、遠方の方もお気軽にご参加ください。
下記のセミナーは申し込み可能なので、是非お申し込みください。

◆<オンライン開催>社内研修内製化を進めるポイントとやらされ感ない研修の組み立て方
 日時:2020/05/19(火)10:00 ~ 12:00
 申込:https://www.growthen.co.jp/seminar/20200519/

◆<オンライン開催>【社内講師向け】インストラクター養成講座
 ~社内で講師を実施するインストラクターの方向け~
 日時:2020/05/19(火)14:00~16:30
 申込:https://www.growthen.co.jp/seminar/20200519-2/

◆<オンライン開催>成人発達理論の階層別研修への展開
成人発達理論(心の成長に関する考え方)による人材育成の可能性と事例紹介

 日時:2020/05/20(水)13:30-17:00
 申込:https://www.growthen.co.jp/seminar/20200520/

 日時:2020/05/26(火)13:30-17:00
 申込:https://www.growthen.co.jp/seminar/20200526/

※6月以降のセミナーも、今後の状況によっては、WEB開催に変更させていただく場合がございます。 開催方法に変更があった場合は、すでにお申込みいただいているお客様には個別にご連絡いたします。

3.【適性検査ef-1G】のご案内 パーソナリティ診断を採用・配属に活用

今年は、新卒採用もWEB面談などオンライン実施が主になりそうです。オンラインの限界・ギャップをパーソナリティ診断で補うことも1つの選択肢かもしれません。また、新入社員の本配属前に、パーソナリティ診断を実施して相互理解の準備をしておくと、配属後のコミュニケーションや育成がスムーズになると思います。

新入社員にパーソナリティ診断ef-1Gを実施し、下記の運用をしておくと、相互理解の促進が期待でき、最適な関係性の早期構築が期待できます。

【1】新入社員に対して
標準プランのアウトプット帳票の「フィードバックシート」をもとに自分自身を客観的に見つめます。その後、同じく標準プランのアウトプット帳票の「ワークシート」で自分自身のパーソナリティを言語化させることで、組織の中での自分自身の活かし方を他者に伝えられる状態にすることができます。「ワークシート」は自宅勤務中の課題とすることもできます。

【2】受け入れ先部署に対して
標準プランのアウトプット帳票の「配属先向けシート」を使い、配属される新入社員の「強み」「弱み」を把握でき、育成のポイントが分かります。早期離職防止の手助けにもなります。

★適性検査ef-1Gのお試し受検申込み・お問い合わせは下記から★
https://www.growthen.co.jp/inquiry/
※お試し受験は、各社3名まで受検いただけます。
※お問い合わせ内容欄に「お試し受験希望」とご記入ください。

4.【コラム更新情報】多面評価・360度評価について 他

◆多面評価・360度評価について
360度評価の活用方法としては、給与や賞与を決めるという使い方ではなく、昇格の材料や研修時の気づきを深めるための人材育成のツールとして活用することをお勧めしています。詳しくは↓
多面評価シートを無料ダウンロードいただけます。
https://www.growthen.co.jp/column/20200414/

◆外出抑制の時期の過ごし方
余白は発達のエネルギーになると言われています。外出抑制の現在、この「余白」「スペース」が生まれやすいので、発達促進の観点からこの時期に過ごし方についてお話をします。詳しくは↓
https://www.growthen.co.jp/column/20200420/

「個と組織の成長を考えるメールマガジン」購読のご案内

グローセンパートナーのセミナー情報や、メンバーによるお役立ち情報をお伝えしています。
グローセンパートナーのセミナー情報や、メンバーによるお役立ち情報をお伝えし。

登録はこちら