コラム
なぜ経営戦略が必要なのか?
コラム記事
2019/12/12
先日、ある会社で中期経営計画の発表がありました。半年かけて議論をした内容をまとめて、社内に展開する前に、経営陣+コアの管理職に対する発表会がありました。
そこで、社長が「なぜ戦略が必要なのか」について言及されました。戦略はあって当たり前という前提で、どの会社も議論が進められているので、素晴らしい切り口で解説されたと感服しました。
自分でも余り言語化してきてなかったので、それを参考にして自分の言葉にしてみました。
戦略の必要性
- 戦略の実現には、投資(経営資源の配分)が必要なので、適正なものに、適正な時期に、適正な資源を配分する必要があるから。
- 戦略の実現までには2~3年程度かかるので、シナリオを明示して計画的に取り組まないといけないから。
- 戦略の実現には、組織的な取り組みが必要なので、方向性の可視化・共有化が必要だから。
- 戦略の実現には、効果検証しながら、柔軟に対応を変える必要があり、現場に判断基準を明示する必要があるから。
- 日常で判断に迷うときに、意思決定や優先順位づけの根拠にするために活用して欲しいから。
戦略や中期経営計画は作っておしまいという会社が多いですが、この会社はこれをスタートに、全管理職の説明会(3時間)、係長・主任クラスの説明会(3時間)の方針共有のミーティング(対話形式)を行う予定です。
戦略の明文化の必要と、その落とし込みの重要性を再認識できた場になりました。
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